メダカが病気になってしまうと、本当に心配ですよね。
塩浴は効果的な治療法のひとつですが、塩浴中の水温管理、どうしていますか?
特に冬場は、水温が下がりすぎてしまうこともありますよね。
今回は塩浴メダカのヒーターについて、一緒に考えていきましょう。
塩浴中のメダカにヒーターは必要なのか、ヒーターを使っている場合はどのように安全にお引越しさせれば良いのか、私の経験も踏まえてお伝えしますね。
塩浴メダカにヒーターを使うメリット

塩浴中のメダカにヒーターを使う一番のメリットは、病気の蔓延を防ぐことです。
他のメダカへの感染を防ぐ、と言い換えることもできますね。
もし、ヒーターのない水槽で塩浴をしているメダカを他のメダカと一緒にヒーターのある水槽に入れてしまうと、病気がうつってしまう可能性があります。
そうなると全ての子が病気になってしまったり、最悪の場合、水槽をリセットしなければならなくなるかもしれません。
それは、本当に避けたいですよね。
私は塩浴用の水槽にはペットショップで売っている虫かごを使っています。
観察もしやすいですし、水換えも簡単なので、おすすめですよ。
手軽に始められるのが良いですよね。
※通常のメダカ水槽におけるヒーターについては、こちらの記事で詳しく解説しています。通常のメダカさんのヒーターのお話
塩浴メダカにヒーターを使うデメリット

もちろん、塩浴中のメダカにヒーターを使うには、デメリットもあります。
11月にしては暖かい日が続きました。
塩浴していたメダカを水替えの日に、ヒーターが入っている水槽へ合流を決行することにしました。
デメリットも多いので、ヒーターを入れるかどうか、引っ越しをするかはメダカさんをよく観察して決めましょう。
温度調節機能付きヒーター使用時のお引越し方法

塩浴メダカ温度調節機能付きヒーターを使っている場合のお引越し方法を、ご紹介しますね。
急な温度変化はメダカにとって大きな負担になりますので、注意して行いましょう。
①お引越しをする数日前から、ヒーターの設定温度を少しずつ低くしておきます。
②お引越し先の水槽の水に慣れさせるために、塩浴水槽のお水を、徐々に飼育水に交換しておきましょう。
こうすることで、メダカへの負担を減らすことができます。
温度調節付きヒーターを入れている時のお引越し方法は以下のとおりです。
- ヒーターが入っている水槽の水温と、お引越しするメダカがいる塩浴水槽の水温を、できるだけ近づけます。水温計でしっかり確認しましょう。同じ水温計を使うと、誤差が少なくなりますよ。
- お引越し先の水槽にあるヒーターは、お掃除中は安全のため、必ず電源を切っておきます。感電などの事故を防ぐためにも、必ず電源を切ってから作業を行いましょう。
- お引越し先の水槽に、塩浴水槽からヒーターを移動させる。温度をゆっくり、1度くらい上げます。(※上げる温度は1度未満が望ましいです。そして、同じ水温計で測るようにしましょう。)急激な温度変化は、メダカにとって大きなストレスになりますので、絶対に避けてくださいね。
- お掃除の最中に水温が下がってしまうこともありますので、なるべく手短に済ませましょう。特に冬場は、水温が急激に下がりやすいので、注意が必要です。
- メダカをイチゴパックなどの容器に移し、水面に浮かべて、30分間ほど、ゆっくりと水温合わせをします。この時間は、メダカが新しい水に慣れるための、とても大切な時間です。焦らず、ゆっくりと待ちましょう。
- 最後に、メダカを水槽に入れます。
今回の我が家の塩浴メダカは水カビ病と尾腐れ病だったのですが、病気の進行も落ち着いていたので、思い切ってお引越しをしてみました。
メダカは環境の変化、特に水質の変化に敏感です。
お引越しのショックで弱ってしまう子もいるので心配でしたが、数日経っても大丈夫でした。
本当に安心しました。
まとめ

子どもが新しい環境に慣れるか心配なのはもちろんですが、メダカの引っ越しは生死に関わることなので、私の方が緊張してしまいます。
できればメダカたちには同じ場所で安心して、穏やかに暮らさせてあげたいと、心から願っています。
今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
塩浴メダカのヒーターについての情報が、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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どうぞよろしくお願いいたします。
では、またー!
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