水草と苔とわたし。

コケ対策

 飼育を始めたばかりの時は
ものすごく苔に悩まされました。

何やってもダメで、
毎日水替えのことを考えていました。

 水槽の場合、苔は発生させたくて、
発生しているわけではありません。

苔がなぜ発生するか考えてみると
餌のやりすぎです。

でも、餌は与えたい。

餌を消化するには
①食べる生体の数を増やす
②強力なろ過装置を設置する
③残渣を養分とする水草を植える

わたしは③を選択しました。


スクリューバリスネリアを
植え始めたころの写真です。

いろいろなろ材を入れてもダメで
アヌビアスナナが
苔で覆われているのがわかりますか??

わたしの水槽立ち上げ半年間は
こんな感じでした。

何も装飾を無しにしようかと
考えさせられた時もありました。

メダカを飼い続けることも
諦めかけていました。

 スクリューバリスネリアは
わたしの水槽を変えてくれました。

どんどんと増えて、
苔がなくなっていきました。

すべての人の
すべての水槽にあっているとは
限りませんが
私の水槽には合っていました。

 この水草のデメリットは
貪欲で隙があれば
どこにでも生えていきます。

放置すると
メダカさんが泳ぐ場所が
どこにもなくなってしまうでしょう。

交尾をしたくなくて逃げた女の子が
この草と水槽の壁に挟まれて
星になる事故が起きたり、

餌を求めて入っては出られない
領域まで入り込み
星になる事故が起きたりします。

事故に対する予測を立てながら
トリミングをしなくてはなりません。

 そのルールさえ守れば、
上手くいくと思っていました。

水槽を立ち上げて、
月日が経ち、砂床に栄養が
なくなってきました。

メダカさんへの餌のやり方も
理解してきて、
無駄に与えなくなってきました。

スクリューバリスネリアにいく栄養分が
なくなってしまいました。
青々とした水草の林が
消えてしまいました。

メダカさんが水カビ病になった時に
一緒に水草の肥料を購入して、
施し2か月が経ちました。

以前のような、
事故に気を付けないといけない状態までに
復活しました。

スクリューバリスネリアとの
付き合いは恋愛みたいです。

ヒトとうまく付き合い始めて
いろいろとうまくいく時期があり、
ドンドンと成果が出ていく。

月日が経ち、一緒にいることが
普通になり、
お互いに愛を与え合うことがなくなり、
片方が一方的に愛を与えるようになる。

そのうちに、スクリューバリスネリアが
疲れてしまい、息切れを起こして、
華やかに過ごすこともなくなる。

ヒトが肥料(⁼愛)を与えていれば、
上手くいっていたと思うのですけれどね。

愛は与え合うもの。
ヒトにも。
メダカにも。
水草にも。

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