卵を産まないのはどうして?飼育環境を見直そう!

メダカの交尾の様子 メダカ

今回はメダカを飼い始めたのに、卵を産まなくて困っている人の解決になるようにまとめました。

メダカが卵を産まない。餌を変えたのになんで卵を産まないの?
そういう悩みはありませんか?

今回は今日からできる産卵のための飼育環境の見直しについてまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

卵を産まないのはどうして?

卵を産まないのには理由があります。

  • オスメスがそろっていない
  • オスとメスの相性が悪い
  • 餌の栄養が不足している
  • 水質が悪化している
  • ライトの点灯時間が短い
  • メダカが隠れるところがない
  • 水温が低すぎる、高すぎる

一つずつ解説していきます。

オスメスがそろっていない

まずオスしかいない、メスしかいない水槽だと卵は産みませんね。
透明のケースに写して、オスなのかメスなのか見極めて水槽に移すようにしましょう。

オスとメスの相性が悪い

メダカのメスはかなり好みが激しいです。
好きなオスは一緒に居る。嫌いなオスは、本気で逃げます。
産卵させようと思ったら、体の大きさや相性が合っているか1日5〜10分は観察するようにしましょう。
相性が悪い場合はカップルを解消して、新たにペアを組ませてあげましょう。

餌の栄養が不足している

餌の栄養が不足していると卵をつけにくいです。
オスも餌が足りていない場合、産卵に向けての気持ちにならないです。
産卵用の餌を与えるか、普通の餌を与える回数を1回増やすかしましょう。

水質が悪化している

栄養価が高い産卵用の餌を与えたり、餌の回数を増やすと必ず水質悪化します。
メダカさんが元気に過ごせるように、食べ残しや糞の掃除にも気を使うようにしましょう。

ライトの点灯時間が短い

産卵のためにライトの点灯時間を長くしましょう。

これは自然の太陽の日照時間とも関係があります。
メダカさんは、春分頃から夏至までの間にが活発になります。
春分の日照時間は12時間です。
屋内飼育で産卵を開始させようと思ったら、LEDライトの点灯時間を12時間から13時間にするようにしましょう。
それ以上点灯すると産卵しやすくなりますが苔が生えやすくなったり、白濁りがひどくなったりしますので、おすすめしません。

メダカが隠れるところがない

メダカも飼われていながらも、交尾の際には敵に襲われないように隠れて行う本能は残っています(中には本能を失っている子もいます)。
なので、無理やり隙間に入り込んだり、水草に絡まりそうになったりします。

飼育者は事故が起きない様に水槽の配置をしなくてはいけません。
それでも事故は起きますがメダカさんも気を付けなきゃと思うんでしょうね。
ビュンビュン泳ぎますが視線を観ている限り安全確認はしているようです。

女の子は、本当に相手にしたくない男の子に追われると事故が起きていしまいます。
相性が合わない追いかけっこが始まるようだったら泳ぐ位置を確認して、危ない箇所は改善した方がいいです。

改善することにより、事故は起きにくくなるとともに、もともと仲の良かったメダカ同士も産卵しやすくなります。
メダカさんも安心するんでしょうね。

水温が低すぎる、高すぎる

水温が低すぎる、高すぎると産卵しません。
水温が20度〜25度くらいになると産卵のスイッチが入ります。
早く産卵をさせたい場合、ヒーターを入れるのも良いと思います。

しかしヒーターで加温して放卵させる場合、自然と違う環境で産卵を繰り返すので、親メダカは短命になりがちです。
ヒーターを入れて産卵した場合、ふ化にもヒーターや別容器、サテライト水槽が必要になってきます。
ふ化後もヒーターが必要になります。
いろいろな用品が必要になってくるので、ヒーターを入れて産卵させる場合は、よく考えて開始するようにしましょう。

また、夏の暑すぎる時は産卵が止まります。
この時は無理せず秋の涼しくなるまで産卵するのを待ちましょう。 

交尾のための場所づくりは必要?

交尾のための場所づくりは必要だと思います。
メダカ屋さんだと、採卵時にはペアのメダカだけの水槽を用意します。
これは良い個体だけの卵を採る意味もありますが、不要なケンカを避けるためでもあります。

自然のメダカのメスは、意中のオスのテリトリーに入っていきます。
オスはそれを逃しません。
別のオスも便乗しようとメスを追い回します。
オスはそれを追い払おうとケンカします。
メスはうんざりです。
そんな感じで毎日過ごしています。

少しでもオスもメスも落ち着いて交尾ができる場所を作るのが、私たちのできることの一つです。

自分の水槽に何匹飼っていますか?


私の水槽のGEX デスクボーイは21ℓ、水が入ります。
メダカは1匹につき、水は1ℓが必要と言われています。
しかし、病気もさせず、衝突事故も起きない様にするにはメダカ1匹につき、水は2ℓ必要と思っています。


そうすると、水質悪化も防げますし、いくら追いかけっこをしても、のびのび泳げます。
水質を改善したり、ライトの点灯時間を変えたり、餌を変えたりなど手を尽くしても産卵しない場合は水槽が小さいのかもしれません。
そういった時は水槽の大きさに合わせたメダカさんの数にしてみましょう。

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まとめ

メダカの産卵は、水槽で自然の環境を再現できるといい結果となると思います。
ぜひ、お試しくださいませ。

今回は、産卵について放送後記ブログを記入してみました。
手探りでやっているメダカのYouTubeです。

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最後まで読んでいただきありがとうございます!
では、またー!!
 

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