メダカの屋内での飼い方|初心者でも簡単!注意点とポイント

飼いはじめ メダカ

メダカ飼育を始めてみたいけど、難しいイメージがある方も多いのではないでしょうか?

この記事では、メダカ飼育初心者だった私が、実際に経験したことを元に、屋内でのメダカの飼い方を丁寧に解説します。

「飼い方は簡単なの?」「どんなことに注意すればいいの?」といった疑問にお答えしますので、ぜひ参考にして、メダカと暮らす喜びを体験してください。

屋内でメダカを飼う前の準備

メダカは大きい音や振動は好きではありません
屋内で飼う場合、メダカの水槽は人の出入りが少なく、テレビなどの音響設備から遠くに設置するようにしましょう。

メダカの屋内水槽の置き場所は?

水槽を置く場所は、1日の気温差が少なく、日当たりが良くないところにおきましょう。

できれば水道が近いところが良いです。
水槽掃除をした時に、水を汲むところと水を捨てるところが近い方が楽だからです。

メダカを屋内で飼い始める手順

メダカを川から捕まえてきてもいいですし、メダカ屋さんには、いろいろな種類のメダカを販売しています。

自分好みのメダカを見つけてから購入してもいいですし、メダカ屋さんで出会ってから飼い始めてもいいと思います。

メダカ屋さんで、そのメダカの特徴やどんな餌をあげていけばいいいのかを質問するのもいいですね。

メダカを屋内で飼い始める手順を解説します

  1. 飼育に必要なアイテムを用意する
  2. 飼育水を準備する
  3. メダカを家に迎える
  4. 餌を与える
  5. 掃除をする

それぞれ解説します。

飼育に必要なアイテムを用意する

メダカの屋内飼育に必要なアイテムを準備しましょう。
屋内でメダカを飼うのに、必要なアイテムは以下のとおりです。

  • 水槽
  • エアレーション
  • 水槽の下に敷くマット
  • ライト
  • カルキ抜き剤
  • 水温計
  • メダカを救う網
  • 掃除道具
  • 水槽を置く台

水作やロカボーイのような濾過機能がついたエアレーションがオススメ
メダカさんはエアレーションが強いと弱ってしまいます。
ぶくぶくの強さが変えられるように、分岐コックもあると便利です。

水槽の下に敷くマットは、地震が起きた時に水槽が横転しないようにするためのマットです。
100円均で売っているもので構わないので、万が一のために敷いて置くようにしましょう。

水槽を置く台は水槽の中に水を入れるので、その重さに耐えられる台を用意するようにしましょう。

飼育水を準備する

メダカさんは水槽に水道水を入れたの環境では、なかなか生きていけません。
メダカさん自身が出すフンや尿が、毒になってしますからです。

この毒を無毒化するのが、バクテリアだったり、濾過器だったりします。
水道水にはバクテリアがいないので、前もって水槽に水道水を入れておきバクテリアが発生するのを待たなくてはいけません。

水道水にバクテリアが発生するまで1週間ほどかかります。
その間、エアレーションも作動させておきます。
酸素が好きなバクテリアが活動して、エアレーションのスポンジ部分に定着するようになります。

メダカを家に迎える

メダカが来ました。
さあ、飼育水に入れるよ!

ちょっとまって!!

環境の変化に強いメダカでも、水温が3度以上違うところに、急に入れると弱ってしまいます

メダカを連れてきた水ごとビニール袋に入れて、水槽へ浮かべておきます。
1時間ほど浮かべて、やっと水槽の中へ。

あんまり遅いとメダカもかわいそうなので、夕方までには、この作業を済ませたいですね。

その日の餌は与えません。
移動で疲れたメダカには、消化器に負担がかかるからです。
次の日に餌を与えるのが楽しみですね。

餌を与える

次の日の朝になり、
やっと餌が与えられますね。

朝の餌やりのポイント

  • 腹八分目がいい。2から3分で食べ切れる量で与えましょう。
  • メダカの健康チェックをする。
    怪我、病気、卵をつけているか。

 メダカに餌をやりすぎてしまうと水質悪化の原因になりますので、何回もあげないようにしましょう。

餌やりのルールを決めよう

小さなお子さんがいる場合にやってしまいがちな、ボトルからのふりかけるやり方も注意が必要。
ドバっと、出てしまいがちなので、耳かき1杯だけなどルールを決めましょう。

もっとあげたいと泣かれても我慢のしどころです。

「お昼にもあげられるよ。」
「あまり餌をあげ過ぎちゃうと水槽が汚れちゃうの。」など
わけを添えて、諭してあげてください

この繰り返しが、生き物を飼っていての思いやり教育になると思います。

朝の忙しいときに、このやり取りは大変かもしれません。
手の届かないところに餌を置いても、目を離した空きに、エサを取りドバっやられてしまうよりかは苦労が少ないと思います。

もし、ドバっとやられてしまったら、叱るのは後回しです。
落ち着いて、網を取ってきて、水道水でさくっと洗いましょう。
メダカを傷つけず、メダカを怖がらせないようにして、網で餌を拾い捨てましょう。
多少の残りは仕方ありません。

メダカはパニック状態となり、頭をぶつけたり、隙間に逃げ込み挟まり傷ついたりするでしょう。

やってしまった子供は、起こっている出来事をしっかり見ることで、やってしまった事の重大さがわかってもらえると思います。

ドバっとやられてしまっては、沸点に達しない親なんてなかなかいないと思います。

なので、最初からの家庭内ルールづくりをおすすめします。
楽しい餌やり時間となりますように。

掃除をする

バクテリアと濾過器によって、フンや尿が無毒化していても、水槽の見た目が悪くなりがちです。

コケが生えたり、フンが見えたり、気になったら掃除をしましょう。
白濁りも油膜もない場合は、10日に1回ほどの水槽掃除の頻度で大丈夫です。
逆に白濁りや油膜がある場合は、3〜4日に1回は水替えをしましょう。

白濁りの原因は?

白濁りはバクテリアの死骸です。
水槽にバクテリアが不足しているサインなので、水槽掃除をした後にバクテリア剤を添加することをオススメします。

白濁りの原因は、1日の水温の温度差や水温が異常に高くなったりすることが原因です。
夏場に朝はエアコンが消えてて、室温が上がったりする状況だと白濁りが起こりやすいです。

余裕があったら、水温上昇を回避するための空冷ファンの設定をすることをオススメします。

まとめ

今回は「メダカの屋内での飼い方|初心者でも簡単!注意点とポイント」と題してまとめました。

水槽を置く場所を決め、アイテムを準備して飼い始める。
そこまでがワクワクでいっぱいだと思います。

実際に飼い始めて白濁りが起きたり、メダカが病気になったりで大変な思いをするでしょう。

しかし、飼い始めたのですから、くれぐれも放棄はしないでください。
メダカは1週間くらいは食べなくても生きてはいけますが、水槽は自然の状況とは違います。
生態系も環境も破壊してしまいます。
飼ったらお終いではありません。
最後まで責任をもって飼いましょう。

ちょっと厳しい最後になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
チャンネル登録・いいねをしていただけると、動画作成とブログ更新のやる気につながります。
では、またー!

コメント